こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。
2017年2月11日(土)13時~17時までの約4時間で無事転職セミナーを終えることができました。今回は第二回ということもあり、前回からのブラシュアップでの対応となりました。前回の内容に加え、具体的な事例検証を入れ、参加型のセミナーとしました。
始めるまでは、私も多くのセミナーを主催し経験も積んでいるので、まあ大丈夫だろうと緊張もしていませんでした。ダイヤモンド社の担当から申し込みがかなり順調という連絡もあったので、一杯になれば嬉しいな、という軽い気持ち程度でした。
前回は定員20名で30名の申し込みがあったので、今回は最初から定員30名で募集を掛けることにしました。ところが締切1か月前から既に30名に達したという連絡が。人数を増やしてもいいですか?という連絡を受け、まあ、直前になってのキャンセルもあるだろうと想定し、軽い気持ちで、いいですよ、と回答。では40名くらいにしましょうということになりました。
その後更に、40名を超えた、という連絡が入ります。もうちょっと募集してもいいですか?申し込み者の声には応えたいので、という担当者。今回はワークもやるからなぁ、多いと少し不安もあるかも、と頭をよぎるも、せっかく興味を持っていただいているのであれば、と同意しました。
最終的に44名申し込みで、当日42名の参加という状況でした。なんとも嬉しい限りです!
緊張してきた。。。
42名が受付を終え、スクール形式に着席されると、参加者の方から緊張感が伝わってきました。やはり皆さん真剣なんです。キャリア形成を考える上で、何から準備すればいいのかわからないという方もいれば、紹介会社に情報操作され、苦い思いをされた方などもいらっしゃったのです。仕事は一生を左右する大きなことですから、情報収集はとても大切です。それをこのセミナーを通して知り、自分の経験に活かしたいと考えている方ばかりでした。
その緊張感が伝わり、私にも緊張が伝わってきたのですが、いざ始まるとあとはどうにでもなれ、という覚悟ができ、今までの経験を活かしつつ、お話していきました。1部、2部、3部という構成で、それぞれ休憩を入れてのプログラムでしたが、1部はちょっと不満が残りました。時間配分でのミスと、参加者の顔にうまく配慮できなかったことが反省でした。
その分、2部を厚くし、いくつか検証しながら話すと、参加者との距離も近づき、なかなかよい雰囲気へと変わりました。そして、3部での事例検証は最高でした。なぜ合格レベルの候補者が落ちてしまったのか、ということをまず個々に考えていただき、隣の方とディスカッションしていただきました。これがとても盛り上がったのです。この盛り上がりは、やはり参加者も聞きっぱなしではつらいということを印象付けていると感じました。
私のセミナーは、対話形式でやっているキャリアアップ研究会と、一方的に話をする責任者講習などと分かれていますが、いずれも得意であると自負しております。しかしながら、人数が増えてくると、どのようにアイスブレイクをしていくかなどは今後の課題として挙げられます。ワークは確かに盛り上がりがありますが、初めからしたほうが良いのか、なども検証しつつ、今後につなげたいと思っています。
セミナーを終えて。。。
はやりこのセミナーは意義深いものであると確信しました。ほとんどの求職者は相談できる相手がいません。また何から始めればいいかもわかっていません。紹介会社に相談に行けば、転職ありきで話が進んでいきます。情報不足の求職者はこの点で大いに不利です。そこで転職をしてしまう人と、警戒しすぎて疎遠になる人と二極化してしまいます。どちらも正しい活動ではないのです。
転職を考えることは、人生何度かあります。そこで真剣になった人と愚痴レベルで終わらせる人では全く違う将来となるのです。キャリアは積み重ねで評価されるものですが、客観的な評価は無視することができません。絶対的評価ではなく、客観的評価とタイミング、そして運で左右されてしまうのです。
そのことを考える良いきっかけになるのがこのセミナーです。ダイヤモンド社もその点を感じていただいており、今後は定期的に開催していきたいとおっしゃっていただきました。
またひとつ、人材コンサルタントとして前進できたかな、と感じています。
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